
— Selected Interior Projects —
住宅やモデルハウスのインテリアデザインを軸に活動し、
空間で培った美意識を
暮らしの中へと丁寧に織り込んできました
御影山手M邸
癒しとしてのバリモダン/解放と余白
御影山手という高台の静けさを背景に、
経営者であるご主人が求めたのは、
日常にいながら、常にバリのリゾートに滞在しているような癒し。
オープンエアの発想を住まいに取り込み、
光、風、緑、そして空気の流れそのものを
インテリアの一部として設えました。
派手な装飾や視覚的な煌びやかさを排除し、
自然素材の質感と余白によって成立させたバリモダン。
ここで目指したのは、
非日常を誇張するリゾートではなく、
心と身体が自然にほどけていく、永く愛される癒しの場所です。








本山モデルハウス
妥協を許さない美学/阪神間モダニズム
阪神間モダニズムの思想を背景に、
流行や装飾に頼らず、変わらない本質だけを選び抜いたタイムレスモダン
1955年に生まれたイームズチェアに象徴されるように、
この空間が拠り所としたのは
「新しさ」ではなく、時を超えてなお愛される造形と思想です。
妥協すること、やり過ぎること。
そのどちらも決して許さない美学が、
静かな緊張感として空間全体を支えています。




芦屋の邸宅
日常を整える白/洗練されたモダンラグジュアリー
芦屋という街の空気感に寄り添いながら、
目指したのは、日々の暮らしの中でこそ美しさが深まる白い住まい。
過度な装飾や視覚的な華やかさを排し、
白を基調とした空間に、
素材の質感、光の陰影、余白のバランスを丁寧に重ねました。
当初のコンセプトであった「プチリュクス」は、
日常に寄り添う洗練として成熟し、
結果として、静かなモダンラグジュアリー へと昇華。
住むほどに心地よく、
使い込むほどに愛着が増していく。
暮らしそのものを、美しく整えるための邸宅です。




麹台の邸宅
記憶を継承する和の昭和モダン/凛
施主が幼い頃から憧れていた、叔母の家の記憶。
その原風景を手がかりに、
和の昭和モダンとして再構築した住まいです。
昭和期の邸宅建築に宿る美意識を設計者と共有し、
素材の選び方、納まり、ディテールに至るまで
細やかな対話を重ねました。
洋のクラシックへと寄せることなく、
あえて選んだのは、日本的な「凛」。
キッチンには ステンレスの「凛」 を採用し、
静けさの中にある強さが存在しています。
どこか懐かしい記憶と建築的思考が静かに重なり合い、
時を経ても揺るがない、落ち着いた暮らしを形にしました。